介護用語集
屋内歩行レベル
【おくないほこうれべる】
杖歩行、伝い歩き、介助歩行による屋外への歩行はできるが、バランスやスピードなどが低下している状態。軽度の運動麻痺・筋力の低下や心疾患などがある高齢者が、自力での歩行はできないが壁や家具などを支えにしての伝え歩きや、杖を使用しての歩行はできるケースが該当する。あまり無理な運動負担はかけることができない為、室内での日常的な行動はほぼ一人で行うが、外出には介助者や車いすが必要である。廊下や階段・トイレ・浴室などへの手すりの設置、居住内の段差の解消、各部屋ドアの引き戸への変更、浴室に座ったままの姿勢で入浴できるようにするため、洗い場の設置などの住環境整備が必要である。