介護用語集
特殊浴槽
【とくしゅよくそう】
歩行困難な人や重度の障害者が、負担なく入浴できるよう設計された浴槽のこと。
主に介護施設、病院、身体障害者施設などに設置されている。
障害の程度に応じて臥床式(ストレチャーなどに寝たまま入浴できるタイプ)や座位式(車いすやシャワーキャリーなどに座ったまま入れるタイプ)、この両方に可変機能を備えたもの、お湯を霧状に噴出して体を温めるタイプ等様々なものがある。
機械浴(機械で囲まれた浴槽を使っての入浴)の際に利用される。
なお、特殊浴槽は、中小企業労働環境向上助成金・介護福祉機器助成(介護職員の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、労働環境の改善がみられた場合に、機器の導入費用の1/2を支給)の対象福祉機器となっている。