介護用語集
グループワーク
【ぐるーぷわーく】
集団援助技術、ソーシャルグループワークともいう。社会福祉援助技術のひとつ。問題を解決するために集団で活動し支援する方法。主に社会福祉・医療の現場で活用される。利用者がグループのプログラム活動に参加することで、メンバー間相互の影響を受け、個人が変化(成長、発達)する援助の過程をいう。
展開過程として、
1.)準備期 :利用者の問題・課題と、援助の内容を明確にする時期
2.)開始期 :利用者(個人)を集団になじませる時期
3.)作業期 :集団が発達する時期であり、グループワーカーは集団内での個人の相互作用の様子を観察して、
利用者個人の具体的な目標を明らかにする
4.)終結・移行期:集団活動を終わらせて評価する時期であり、援助後の個人のアフターケアを計画する
の4段階が考えられる。