介護用語集
ロホクッション
【ろほくっしょん】
点で支えて体圧分散する空気圧調整式のエアクッション。空気の袋(エアーセル)が身体の動きに合わせ空気が移動し、クッションの形が変化することで除圧・座位の安定を実現する。一か所にかかりがちな耐圧を分散する為、縟瘡(床ずれ)防止に効果的である。比較的活動的な車いすユーザーに適する。米国のロバート・H・グレーぺ氏により1973年に発明された。
機序としては
1.)横方向の動きに対しセルが動いて吸収することにより、皮膚との摩擦を軽減する
2.)各セル間が通気されている為、空気圧は同一となることで、体圧が分散され、座面が身体の曲面に沿った状態を
実現する
ことによる。