介護用語集
車いす介助
【くるまいすかいじょ】
要介護者の車いすでの移動を介助すること。砂利やアスファルトの歩道や段差の上がり下がり、坂道や階段の昇り降り(複数での介助)、公共交通機関の利用等、さまざまな場面での危険を理解し安全・安楽に介助する技術が必要。
代表的な注意点としては以下の例が挙げられる。
1.)ブレーキの励行 :車椅子の乗降や止める時など、必ずブレーキをかけて確認をしてから行動に移す。
2.)乗せっぱなしにしない:乗ったら乗せっぱなしでなく、時々手足の動きを確認する。
3.)坂道の注意点 :下り坂の場合は、押すのではなく介助人が前に行き、ひっぱる形にして誘導する。
速度はゆっくりが基本であり、歩く程度の速さが理想的。
4.)確認作業は怠りなく :必ず声掛けをしてから、違う動作に入る様心がける。