乗降口の段差をなくして乗降性を高めた低床バスの一種。バス事業者や行政機関によっては超低床バス、超低床ノンステップバスともいう。バリアフリーの観点から床面高さを３５０mm程度の低床構造とし、高齢者や障害者でも乗降がしやすい仕様となっている。中ドアに車いす用スロープを設ける事により、車いすでの乗車が可能となる。また、エアサスペンションを採用する事により、乗降時に車高を下げて歩道との段差を少なくする「ニーリング機能」も装備されている。

問題点としては、構造上値が張る、従来のバスより乗客収容力が落ちる、高出力エンジンの搭載が難しく山道を抱える路線などは路面の特性上導入できない点などが挙げられる。