介護用語集
ケアマネジメント
【けあまねじめんと】
介護等の福祉分野で、福祉や医療などのサービスと、それを必要とする人のニーズをつなぐ手法のことであり、ケアが必要な高齢者・障害者等(利用者)の生活上の課題を解決し、その人らしく自立した生活を営むことを可能にするべく、介護・医療・福祉制度等のサービスを効率よく利用できるように調整・計画することを指す。厚生労働省:障害保健福祉主管課長会議資料(2005年4月)によると、「利用者が地域社会による見守りや支援を受けながら、地域での望ましい生活の維持継続を阻害するさまざまな複合的な生活課題(ニーズ)に対して、生活の目標を明らかにし、課題解決に至る道筋と方向を明らかにして、地域社会にある資源の活用・改善・開発をとおして、総合的かつ効率的に継続して利用者のニーズに基づく課題解決を図っていくプロセスと、それを支えるシステム」と定義される。
具体的には、
1.)インテーク(サービス受理の為の面接)
↓
2.)アセスメント(生活上の課題分析)
↓
3.)プランニング(サービスプランの立案)
↓
4.)サービスの実施(計画に沿ったサービス提供)
↓
5.)モニタリング(実施サービスの妥当性について中途の評価)
↓
6.)エバリュエーション(最終的なサービスの評価)
↓
7.)フィードバック(上記2.)に戻る)
からなる。