介護用語集
ストッキングエイド
【すとっきんぐえいど】
ソックスエイドともいう。自助具のひとつであり、股関節疾患や膝関節疾患などが原因で脚を曲げられず手がつま先まで届きにくい人が、自分で靴下を履くために用いる。プラスチック製等の本体にソックスやストッキングを被せ、つま先を入れながら両脇についた紐や棒を用いて引っ張り上げる。妊娠中や腰痛など姿勢の制限で靴下を履きにくい人にも有効。股関節や膝関節、足関節の可動域によって適応が決まり、また、操作する手指や肩などにもある程度の筋力や関節可動域が必要となる為、事前に関節の動きや筋力、つまみ力などを把握しておくことが重要である。